息子(2歳児)にEGガンダム(ソリッドクリアバージョン)の股関節を破壊されました・・・
ということで、ガンプラ(プラモデル)の折れた関節の軸やパーツの破損の直し方としてはおなじみの
「真鍮線」をつかった補強修理に初挑戦。
折れたパーツをそのまま接着剤でくっつけるだけではすぐにまた折れてしまいます。
接着するパーツに真鍮線を仕込んで、再度折れないように補強することが今回の修理のポイント!
使用した道具と手順
今回使用した道具はこちら。
- 真鍮線(ウェーブ Cライン 1mm)
- ピンバイス 1mm
- 瞬間接着剤(ダイソー)
- ラジオペンチ(真鍮線をカットするため)
手順はざっくりとこんな感じ。
- 手順1真鍮線を仕込む穴をあける
- 手順2真鍮線を適度な長さにカットする
- 手順3真鍮線を瞬間接着剤で固定する
では、それぞれの手順を順番に見ていきましょう。
今回修理するのがこちら。
ガンダムの股関節のボールジョイントの軸。
こちらが見事に折れてしまってます・・・ガンプラではよくある事故ですね(泣)
穴をあける
まずは修理する関節のパーツ、軸に真鍮線を通すための穴をピンバイスであけます。
真鍮線でつなぐ両方のパーツにそれぞれ穴をあけます。
今回私は1mmの真鍮線を使用するので、
1mmのピンバイスを使って穴をあけました。
穴をあける時の注意点は、穴をあける位置と深さ!
接着したときに位置がずれないように、
両側ともなるべく中心に穴をあけます。
正確に真ん中にあけるなら、ちゃんと印をつける必要あり。
今回は「見た目だいたい真ん中!」で穴をあけました。。。
そして、穴の深さも予め決めておきましょう。
あらかじめ真鍮線に目印をつけて、
ピンバイスで少しずつ穴をあける。
都度、印をつけた真鍮線を差し込んでみて深さを確認。
穴をあけるときは「力を入れず、ゆっくり」。
ピンバイスの先を軽く当てたら、いきなりグリッと回さず、
軽く、クイックイッと細かく動かす感じでやってます。
力を入れると、ピンバイスを回すときにズレたり、
下手するとピンバイスが折れます。
まずは軽く、ゆっくり、クイックイッと細かく動かす。
穴があいてきても一気にいかないで、
一回ピンバイスを止めながらまっすぐ穴があいているか
チェックしながら進みましょう。
チェックしながら穴あけないと、まっすぐのつもりが斜めに穴があいたりします・・・。
慎重にいきましょう。
これを接着する両方のパーツで行います。
真鍮線を適度な長さにカットする
あけた穴に真鍮線を差し込んで、適度な長さでカット。
この後長さの調整をするので、
ちょっと長めにカットしておきます。
軸側に差し込みながら、カットしてちょうどよい長さが決まったらいよいよ接着。
真鍮線を瞬間接着剤で固定する
カットした真鍮線の片側に瞬間接着剤をしっかりつけて、穴に差し込んで接着固定。
反対側も同様に、接着固定。
パーツの隙間にプラ用接着剤(流し込み接着など)を流し込んだほうがより強固になります。
後はしっかり乾燥。
あせらず、一晩くらいしっかり乾燥させましょう。
動作確認
しっかり乾燥させたら、いよいよ動作の確認。
パーツを組み立てて、もとの状態にもどします。
しっかりくっついていれば、問題なく動くはず・・・。
で、動作確認の様子がこちら。
向かって左側が今回修理した箇所。
ガッチリくっついてます!かなりグリグリ動かしても問題なし!
真鍮線、すばらしい!
こんなにしっかりと修理できるとは・・・!
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【まとめ】真鍮線を使った補強修理は簡単で予想以上!
初めて真鍮線を使ったガンプラ関節の補強修理をやってみました。
破損した関節がシンプルな構造でサイズも手頃な大きさだったので
思ったより簡単に修復できました。
仕上がりも予想以上に頑丈!
普通に動かす分には全く問題無さそう。
大きいスケールのキットだったり、構造が複雑な箇所だったら、
こんなに簡単にはいかないかもしれませんね。
プラモデル、特に可動する箇所はちょっとしたことで破損しやすいもの。
劣化による破損もたびたび起こると思うので
ぜひ、身につけておきたい技術。
ガンプラだけじゃなく、プラモデル全般からフィギュアまで幅広く使える修理方法です!
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