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ベストメカコレクション リバイバル RX-78-2 ガンダム レビュー これはバンダイから45年目の贈り物!

製造日誌

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懐かしいけど、新しいガンダム!

ベストメカコレクション リバイバルバージョン RX-78-2ガンダム

ガンプラ誕生時からガンプラを楽しんでいる僕としては、この商品が発表されたときからかなり楽しみにしていたキット。

早速キットの組み立てレビューです。

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パッケージと内容物

旧キットの箱絵をアレンジしたイラストの下の方に「このキットにアムロは、入っていません。が、45年間で培った技術と進化の証が確かに入っています。」という一文にワクワクします。

ランナーは2枚、白一色だった旧キットに対し、リバイバル版はかなり色鮮やか。いかにもヒーローロボットという感じで、これでもかと言うほど色鮮やか。

組み立て説明書には昔懐かしい当時のガンプラあるあるエピソードが載っていて、周年記念キットへの遊び心を感じます。

各部組み立て

このキットはニッパーを使用しなくても組み立てられる「タッチゲート式」キットなので、せっかくなのでニッパーを使わず、素手で素組します。

エントリーグレードで何度かタッチゲートキットを組んでますが、素手でタッチゲートをもぎとるのが下手。パーツによっては結構もぎとりにくかったり、無理に力をいれると指が痛いし、パーツを破損しそう・・・。

それでも、今回は素手でいきます。

で、パーツをすべて取り外すとこんな感じ。ランナーについた状態で見るよりもパーツ数が多く見えなくもないですが、細かいパーツはほぼ無し。頭部アンテナの真ん中の赤いパーツがかなり小さいので、パーツは紛失注意!

個体差があるかもしれませんが、僕の組んだキットはビームサーベルやビームライフルがもぎ取りにくかったです。細い部分もあるので、パーツが折れそうで慎重になりました。ご注意ください!

では、組み立て開始!

胴体(ボディ)

パーツ構成がすでにおもしろい。

プラモデルと言うより、レゴブロックとか立体パズルのような構成です。特に腰のVの字マークのパーツ分割が意外すぎてびっくり。こんな分割をしてくるとは・・・。

ビームサーベルも今まで見たこと無いパーツになってます。左右のサーベルが一体化してる!

頭部

頭部のパーツ構成でおもしろいのは赤いマスクのパーツ。

目の周りと口、隈取が一体化しています。エントリーグレードのように目の周りが完全に空洞になっているわけではなく、赤いパーツの裏から黄色いパーツをはめ込む形。

これだと目の周りが赤いパーツのままになるので、さすがにここは黒く塗装しないと違和感あるかなと思ったのですが、「ひさし」のパーツをはめこむと、なんと目の周りが薄暗い影に!

真っ黒というわけではないですが、赤いパーツがあまり目立ちません!これなら黒く塗装しなくても目の周りの黒い部分もそれなりに再現されます。パーツ精度の高さがなせる技術か・・・バンダイすごい。

前腕部がワンパーツ構成。これも新しい!

この白い肘関節がいいですね!最近のRX-78-2ガンダムはグレーの関節が定番になっていたので、劇中通りの白い関節が懐かしくもあり、新鮮でおしゃれに見えます。やっぱりガンダムの関節はこれですね。

脚のパーツ構成もユニーク。「スネ」と「ふくらはぎ」でパーツが分割、「腿」は合わせ目が目立たないようにフタをするようなパーツ分割になっています。

もちろん、膝関節の色は「白」!

ちなみに、足首の接続がボールジョイント式、これは予想外。

武器類

シールドは最近のRX-78-2と同じようなパーツ構成。ただし、のぞき窓は穴が空いていません。

ビームライフル、ビームサーベルはワンパーツ!

全身

すべてのパーツが組み上がったので、レッツコンバイン!

脚の接続がよくある、穴に軸を通すタイプではなく、軸にはめ込む方式になっています。ここもユニーク!

全身組み上げるとこうなります。

鮮やか!

見た目は確かに、あのベストメカコレクションのガンダムですが、色鮮やかすぎてまるで別物。白黒でみていた映像が急にカラーになったような印象です。

可動範囲は、ベストメカコレクション!

懐かしさいっぱいのポージングをいくつか。

しかし、こうなると欲が出るもので、ベストメカコレクション リバイバルの別の機体も欲しくなります。特に、ジオンのモビルスーツが欲しいところ。ザク、グフ、ゲルググ、ドム、、、欲しい!

【まとめ】これはバンダイからの贈り物!

懐かしいけど新しいガンダム

作る前はもっと懐かしい気持ちでいっぱいになるかと思っていましたが、作ってみると、新しい気持ちのほうがいっぱいでした。

この見た目、プロポーションには懐かしさがいっぱいですが。

当時テレビで見ていたガンダムは、今以上に手作り感が強かったので、劇中のガンダムもシーンによっていろんな表情をみせてくれていました。

このキットはなんというか、その「あいまいさ」のようなものを立体物として見事に再現してくれているように感じます。

今どきのガンダムのようなモデルのようにととのった体型ではなく、愛嬌があって、どこか人間っぽさもあるような親しみやすい感じが、子ども頃大好きだったガンダムを思い出させてくれます。

RG(リアルグレード)シリーズのように実在を想定したガンダムももちろんかっこよくて好きですが、アニメからそのまま出てきたような、キャラクター玩具としてのこのガンダムもやっぱりかっこいいし魅力的です。

人によっては今更こんな古いガンダムをなぜ出すのか?って言う意見もあると思いますが

このキットは45年前、初めてガンプラが発売されたときから今に至るまでガンプラを楽しんでいる人のためにバンダイがだしてくれたプレゼントだと思っています。

そういう僕も1976年生まれ、物心づいたときから今に至るまでガンプラを楽しんでいるひとり、このキットには特別な思いを感じずにはいられません。

45年、ガンプラはこんなにも進化したんだなぁという感動です。

一緒にガンプラ45周年を楽しもうぜ!

そんなことを言ってくれている気が、勝手にしています。

キットのつくり、出来に関しての感想としては、これはエントリーグレードそのもの。

商品としては「ベストメカコレクション リバイバル」となっていますが、僕的には「EG(エントリーグレード)ガンダム ベストメカバージョン」といったほうが正しいと言うか伝わりやすいかなという印象。

タッチゲート方式だったり、塗装しなくても素組みでここまでの仕上がりを楽しめるというのは、EGそのものです。

プラモを組んでると言うより、レゴブロックとか立体パズルを組んでる感覚です。

今回初版は一体しか買わなかったんですが、再販されたらもう数体買増してこのレトロなプロポーションをいかした塗装を楽しみたいです。

リアルタイプガンダムとか、昔懐かしいクローバーの「ダイカストガンダム」的な玩具カラーで塗装してもこのガンダムは映えるんじゃないかなと思います。

このプロポーション(体型)でもうちょっとだけ可動範囲をひろげたら、より当時の劇中の雰囲気を楽しめるガンダムになりそうなのでそんな工作も試したいところ。

などなど、まだまだいろいろ楽しみ方ができるキットです。

バンダイさん、本当にありがとうございます!

ということで今回は以上です。

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