エアブラシ塗装のステップアップ(レベルアップ)を目指して、コンプレッサーを購入しました。
今回購入したのはこちら「ツールズアイランド オイルレスエアコンプレッサー」。Amazonのレビューやネットの評判が良かったこと、値段もお手頃なのが購入の決めて。
僕は2022年にエアブラシ塗装デビューをして、そのとき初めて使用したのは「グンゼ産業(現クレオス) ミスタープロスプレーmk3」。
20年以上前に購入して、一度も使用せずにクローゼットの中で眠っていたもの。その頃もエアブラシ塗装デビューしようと思って購入したのですが、なぜか使わず・・・。
20数年ぶりに開封して、いよいよエアブラシ塗装デビュー。コンプレッサーは持っていなかったので空気は「エア缶」を使用。
そんなに頻繁に塗装することもないし、塗装しても1/144クラスのガンプラだけだし、コンプレッサーなくてもエア缶だけでいいかなと、はじめは思っていました。
が、いざエアブラシ塗装をはじめてみるとエア缶の不便さを感じます。
不便その1 エア缶の容量が意外と少ない
初めてのエアブラシ塗装なので、希釈具合の確認やら、発色具合やら、エア圧の調整やら、試し塗りやらで思った以上にエアを消費。思っていいた以上にエア缶がもたない・・・。
不便その2 エア缶が冷えて圧が下がる
スプレー缶特有のあるあるですが、エアブラシのエア缶も連続で使用していると缶が冷えてどんどん圧が下がります。
いい調子で塗れていたのに、気づかない間にエア圧が下がり始めて残念なことに。
対策としては、エア缶を2本準備して一方が冷えてきたらもう一方に付け替えて・・・ということもできるのですが、いちいち付け替えるのはなかなかの手間。
そんな不便があって、やっぱりコンプレッサーがあったほうが便利だなと。何より、エアブラシ塗装が想像以上におもしろかったのでもっとガンガン練習したいので、そのためにはやっぱりコンプレッサーが必要という結論。
ちなみに、初エアブラシ塗装でできあがったのがこちら。「EG(エントリーグレード)RX-78-2 ガンダム フルアーマーガンダム風」。
デカールも貼ってみた。初めての塗装にしてはまぁまぁのできかなと自画自賛。
しかし、塗膜が厚すぎてうまくパーツがはまらず無理やりはめ込んで一部塗装がはがれたり、下地が濃すぎて思ったように発色しなかったり・・・と反省点もいっぱいです。
ということで、エアブラシ塗装最初の一体を塗り終えたところで早速コンプレッサー探し。
ネットで検索しつつ、Amazonで検索しつつ、総合的に評判がよかった「ツールズアイランド オイルレスエアコンプレッサー(ハンドピース付)」を購入することに決定。
早速使ってみた感想。
やっぱりいいですね。エア切れを心配せずにガンガン吹けるのは!
エア圧自体はエア缶も高い方なので、それほど違いを感じませんが、エアの残量を気にしなくていいというのは楽。ストレスにならない。
気になった点もいくつかはあります。
気になることその1 思ったより音が大きい
コンプレッサーと言えば、やっぱり音。ある程度は覚悟していましたが、このコンプレッサーのレビューの中には「音が気にならない」とか「静か!」というものもいくつか見られたので、そんなに気にならないのかなぁと、少々期待していました。
が、現物を自宅で運転させてみるとそれなりの音はします。他のコンプレッサーを持っていないし、つかたことがないので比較はできませんが、けっして「静か」ではないです。
といっても、我が家で使用しているヘアドライヤーの音よりは静かです。
気になることその2 発熱する
エア缶とは逆の現象。連続使用しているとコンプレッサーが熱を持ちます。
うれしいことに、このコンプレッサーは「タンク」がついているので、エアを吹き続けている間、ずっとコンプレッサーが稼働することはないのですが、それでもタンクにエアをチャージする動作が続くと熱が気になります。
性能的に問題があるのかどうかはわかりませんが、機械なので熱には気をつけたほうがいいのかなと個人的には感じます。
長時間使用する場合、特に夏場は発熱具合を気にしながら使用したほうがいいかもしれません。
などなど、ありますが総じて満足です!
レビューによると耐久性は高いようで長年愛用している方々が多そうなので、僕もこのコンプレッサーでガンガン練習して自分好みの塗装ができるようにレベルアップします。
ということで、現在エアブラシ塗装2体目、コンプレッサー塗装は初の「HGUC ジム」を制作・塗装中。やっぱりエアブラシ塗装は楽しい!