
息子(2歳児)にEGガンダム(ソリッドクリアバージョン)の股関節のボールジョイントを破壊されました・・・
ガンプラやプラモデルの可動部分が折れたとき、どうしてますか?
「瞬間接着剤でくっつけたけどすぐまた折れた」
「関節軸が根元からポキッといった…」
そう、可動箇所は折れたパーツを接着するだけでは、すぐにまた折れてしまいます・・・。
そんなときは「真鍮線(しんちゅうせん)」という細い金属線を使えば、折れた関節を自分でしっかり修理できます。特別な技術は不要。道具も1,000円程度でそろいます。
この記事では、ガンプラ初心者でもできる「真鍮線を使った関節補強修理」の手順を、写真つきで順番に解説します。
【この記事でわかること】
- 折れた関節軸・ボールジョイントの直し方
- 必要な道具3点と選び方
- 穴あけ〜接着〜乾燥までの具体的な手順
補強修理の手順と使用した道具

手順はざっくりとこんな感じ。
- 手順1真鍮線を仕込む穴をあける
- 手順2真鍮線を適度な長さにカットする
- 手順3真鍮線を瞬間接着剤で固定する
そして、今回使用した道具はこちら。

- 真鍮線(ウェーブ Cライン 1mm)
- ピンバイス 1mm
- 瞬間接着剤(ダイソー)
- ラジオペンチ(真鍮線をカットするため)

ウェーブ(Wave) オプションシステムシリーズ C・ライン 径1.0mm 5本入 ホビー用素材 OP-628

タミヤ クラフトツールシリーズ No.59 クラフトヤスリPRO (平10mm) 74059

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では、それぞれの手順を順番に見ていきましょう。
今回修理するのはこちら。1/144スケール EGガンダムの股関節のボールジョイントの軸。こちらが見事に折れてました(折られました)・・・ガンプラではよくある事故(泣)

ピンバイスで穴をあける

まずは修理する関節のパーツ、軸に真鍮線を通すための穴をピンバイスであけます。真鍮線でつなぐ両方のパーツにそれぞれ穴をあけます。
今回僕は1mmの真鍮線を使用するので、1mmのピンバイスを使って穴をあけました。
穴をあける時の注意点は、穴をあける位置と深さ!
接着したときに位置がずれないように、両側ともなるべく中心に穴をあけます。正確に真ん中にあけるなら、ちゃんと印をつける必要あり。
今回は「見た目だいたい真ん中!」で穴をあけました。。。

そして、穴の深さも予め決めておきましょう。
あらかじめ真鍮線に目印をつけて、ピンバイスで少しずつ穴をあける。都度、印をつけた真鍮線を差し込んでみて深さを確認。

穴をあけるときは「力を入れず、ゆっくり」。
ピンバイスの先を軽く当てたら、いきなりグリッと回さず、軽く、クイックイッと細かく動かす感じでやってます。

力を入れると、ピンバイスを回すときにズレたり、下手するとピンバイスが折れます。まずは軽くゆっくり、クイックイッと細かく動かす。
穴があいてきても一気にいかないで、一回ピンバイスを止めながらまっすぐ穴があいているかチェックしながら進みましょう。

チェックしながら穴あけないと、まっすぐのつもりが斜めに穴があいたりします・・・。
慎重にいきましょう。これを接着する両方のパーツで行います。

真鍮線を適度な長さにカットする
あけた穴に真鍮線を差し込んで、適度な長さでカット。この後長さの調整をするので、ちょっと長めにカットしておきます。

軸側に差し込みながら、カットしてちょうどよい長さが決まったらいよいよ接着。
真鍮線を瞬間接着剤で固定する
カットした真鍮線の片側に瞬間接着剤をしっかりつけて、穴に差し込んで接着固定。

反対側も同様に、接着固定。
パーツの隙間にプラ用接着剤(流し込み接着など)を流し込んだほうがより強固になります。後はしっかり乾燥。あせらず、一晩くらいしっかり乾燥させましょう。
補強修理箇所の動作確認
しっかり乾燥させたら、いよいよ動作の確認。パーツを組み立てて、もとの状態にもどします。
しっかりくっついていれば、問題なく動くはず・・・。で、動作確認の様子がこちら。向かって左側が今回修理した箇所。
ガッチリくっついてます!かなりグリグリ動かしても問題なし!
真鍮線、すばらしい!

こんなにしっかりと修理できるとは・・・!

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よくある質問
- Q瞬間接着剤だけで接着するのではダメ?
- A
一時的にはくっつきますが、すぐにまた折れる可能性が高いです。関節は繰り返し力がかかる部分なので、接着剤だけでは強度が足りません。
真鍮線を仕込んで「芯」を作ることで、折れた部分を内側から補強できます。修理するなら真鍮線との併用を強くおすすめします。
- Q真鍮線は1mmと1.5mm、どっちを使えばいい?
- A
HG・RGなど1/144スケールなら1mm、MG以上の大きいキットなら1.5mmが目安にしています(修理する箇所にもよる)。
細すぎると補強効果が下がり、太すぎると穴が大きくなりすぎてパーツが割れるリスクがあります。今回の記事で使用した1mmは、1/144スケールにちょうど良いサイズです。
- Qボールジョイントが根元からごっそり折れた場合も直る?
- A
直せます。ただし折れた断面が小さいほど穴あけが難しくなります。断面が1mm以下の場合は、0.5mmの真鍮線とピンバイスを使うか、パーツ請求(バンダイのカスタマーサービス)でパーツを取り寄せる方法も検討してみてください。
- Qピンバイスで穴をあけるとき、パーツが割れないか心配。
- A
力を入れすぎると割れるリスクがあります。コツは「押さずに回す」こと。
ドリルの重さだけを使って、クイックイッと細かく動かしながらゆっくり進めるのがポイントです。また、穴あけ前にパーツをマスキングテープで軽く巻いておくと、割れ防止の補強になります。
- Q接着剤が乾く前に動かしてしまいました。やり直せる?
- A
瞬間接着剤なら、アセトン入りの除光液やを綿棒に含ませて塗ると、ある程度溶かして剥がせます。完全硬化後は難しいので、乾燥中は触らずに一晩待つのが確実です。
【まとめ】真鍮線を使った補強修理は簡単で効果抜群
初めて真鍮線を使ったガンプラ関節の補強修理をやってみました。
破損した関節(1/144ガンダム 股関節のボールジョイント)がシンプルな構造でサイズも手頃な大きさだったので思ったより簡単に直せました。仕上がりも予想以上に頑丈!普通に動かす分には全く問題無さそう。
大きいスケールのキットだったり、構造が複雑な箇所だったら、こんなに簡単にはいかないかもしれません。
プラモデル、特に可動する箇所はちょっとしたことで破損しやすいもの。劣化による破損もたびたび起こると思うのでぜひ、身につけておきたい技術。
ガンプラだけじゃなく、プラモデル全般からフィギュアまで幅広く使える修理方法です!

ウェーブ(Wave) オプションシステムシリーズ C・ライン 径1.0mm 5本入 ホビー用素材 OP-628

タミヤ クラフトツールシリーズ No.59 クラフトヤスリPRO (平10mm) 74059

タミヤ(TAMIYA) クラフトツールシリーズ No.50 精密ピンバイス D プラモデル用工具 74050

タミヤ クラフトツールシリーズ No.49 ベーシックドリル刃セット 74049

タミヤ 瞬間接着剤 プライマーセット(PP・PE・POM・EVA) 87211

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